TOPライフスタイル料理・グルメ畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ有機農業をテクノロジー解決 草管理編06:02 2025年11月14日 399再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次有機農業の宿命?草管理の膨大さGPSトラクターが変える除草の常識3年越しの開発!精密機械化の舞台裏面積拡大の鍵!労力削減への道筋日本の有機農業をリードする挑戦とはAI文字起こし(β版) # 有機農業をテクノロジー解決 草管理編 おはようございます。ひさまつ農園です。農作業の主要なものの一つが、草管理雑草対策ですけれども、私たちひさまつ農園では除草剤を使用していませんので、基本的に草というのは手で取らなきゃいけないんですね。 秋から冬にかけてというのは、面積をたくさん使う時期です。例えば夏のナスとかトマトみたいに1本の木から何個も実が取れるものと違って、秋冬野菜というのは取ったらそれで終わりのものが多いので、やっぱり面積を使うんですね。 うちでいうと大体秋冬は夏の約2倍の面積を使います。特にですね、面積を使うのはコマツナとかほうれん草とかカブとかミズナというそういう軟弱野菜と言われる葉物類なんですけれども、これは一個一個小さいですからすごく面積がいるわけですね。 例えばほうれん草でいうと1つのウネに5条種をまいて、その間のですね草を取らなきゃいけないんですね。ここの草を林っぱなしにすると収穫の時に引っかかってものすごく大変なんですね。なのでいかにきれいに保つかということはすごく大事なんですが、除草剤の処理ができないとなると、 かつてはですね、これを道具、英語でホウと言いますけれども、土の表面を動かして草を小さいうちに殺す道具、これでですね、全部歩いていたんです。だから例えば100メートルのウネでほうれん草が5条まいてあったらば、1、2、3、4、5とすると1と2の間、2と3の間、3と4の間というのをですね、手で、まあ早歩きぐらいでは行けますけれども、全部歩いていたんですね。 これをうちの面積で計算すると、もう1人でですね、フルマラソンを走るぐらい、1回じゃありませんから、歩くようなことになって、これがすさまじい労力だったんです。で、私はいずれはですね、有機農業でももっとスケールする、もっと大きな面積をこなせるような農業のやり方を開発しないといけないというふうに思っている人間なので、 これをテクノロジーでどう解決できないかということを長年考えていたんですけれども、GPSシステムですね、トラクターがGPSで設定した通りに走ってくれるというふうなシステムを数年前に導入しましたので、これを使って種巻きと全く同じラインでですね、それに平行な線でこの狭い葉物の上と上の間を除草するという、 それをここ数年、いろいろ工夫してですね、今年はほぼそれでできていると言いますか、手除草は全く入っていないんですね。手で除草している限り、面積が増えるのに比例して労力が増えるのでスケールメリットが起きないので、この除草というもの、草対策を機械でいかにやるかというのは極めて重要な有機農業の課題です。 いろんな協力してくれる人の力も借りてですね、ようやくその目でわたった今年の秋冬に関しては、ほとんど一部フォローとして手で入ったところ以外は機械で除草ができていて、この労力削減の効果はもう絶大ですね。 そのために新しいトラクターを入手して、ウネを跨げるようにですね、タイヤとタイヤの間を広くする、車軸を延長して、それでウネを跨いで草取りが5乗一気にできるように、しかもGPSを使ってですね、数センチの精度で作業のブレがないようにしているという、その分種巻きの段階からものすごい真剣を使ってまっすぐ巻くことを心がけていますし、 まあそう簡単ではない。年に何回も練習できませんから、結局3年越しにようやくうまくいくようになったぐらいですけれども、それだけ精密になっているんですね。 まあですから葉物野菜の除草という一つの工程をですね、徹底追求して、手でやるんだったらどうかということをまあ20年ぐらい研究してますので、それで最適な方法論を見出して、それを機械に置き換えるということでまた数年かかるという、やはりBDCNに時間がかかる仕事であることは間違いがないですね。 まあ同じようなことを有機という製薬の中で機械でやっている人っていうのは少なくとも日本ではほとんどいないので参照元がなくてですね、まあいろんな話を聞きながら想像して、あるいは海外の動画なんかを参考にしながらタイミングとか測っていくんですけれども、まあこれを見極めるのにやっぱりだいぶ労力を要しましたね。 まあでもようやく身を結びつつあって、こうなってくると、まあ面積を増やすことはそんなに怖くないということがありまして、ボトルネックはその部分ではなくて他の要素に移ってくるということがあります。 農業機械というのはもうある作業に特化していて、それを導入すればすぐに機械にリプレイスできるような工程もあれば、今私が申し上げたようにですね、既存の機械の組み合わせでいかに誰もやってないことを機械に置き換えていくかというふうな作業もあって、まあこういうのがノウハウとして農園にたまり、いずれはそれが他の農園にも広がっていくということなんですけれども。 今うちには優秀なスタッフがいますので、まあ私の立場としてはその機械を選定してそれを購入してそこに投資を行って、ある程度の道筋がついたらそれは任せて深掘りはスタッフがやってくれるということがあるので、その役割分担の中でだいぶ習熟が早くなってきてますね。 これを踏まえて来年また種まき自体をどうするのかってことに技術がフィードバックしていくという、そういう流れで農園は進化していくわけですけれども、まあお金も時間もかかる、なかなか大変な作業ですが、まあフロンティアと言いましょうかね、新しいことに取り組んでいる面白さはとてもある分野です。 今日は有機農業における機械の助走についてお話ししました。ではまた。 もっと見る #農業 #雑草 #有機農業 #草管理 #久松農園 #野菜づくり 畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ久松達央06:021.有機農業をテクノロジー解決 草管理編コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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