TOPライフスタイル料理・グルメ畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ多品目野菜づくりの生産計画をどう立てているか その205:51 2月14日 411再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次多品目栽培特有の計画サイクル計画を共有するガントチャートの威力計画を現場へ!残された”ブラックボックス”AIで実現する肥料設計の自動化AIが拓く生産計画とスタッフの成長AI文字起こし(β版) # チャプター1 おはようございます。ひさまつ農園のひさまつです。 前回に引き続いて生産計画の話をしたいと思います。 農業生産というのは全体に時間軸が長いんですね。 野菜の生産で言うと、種をまいて苗にしてそれを植えて途中管理をして収穫に至るという、その サイクルが1ヶ月から長いもので1年あるわけなんです。 で、例えばネギというものを例にとってみると、種をまいて2ヶ月後に畑に植えて、そこから雑草を 取る作業を何度かやって、土寄せをして収穫に至る。 冬のネギで言うとこれが8ヶ月から9ヶ月ですけれども、そこでネギに実際に接するポイント というのは10回はないんですよね。 コンタクトポイントは時々でしかなくて、ネギが生育していく過程そのものには人間は関与しない。 太陽の力と水と二酸化炭素である意味勝手に大きくなってくれるわけですよね。 なのでこのコンタクトポイントをどう効率よくやるかという。 うちの場合にはそれが年間70品目あるわけなんで、それを一覧にしてどの品目についてどのコンタクトポイントがいつやってくるのかというのを見て、それを管理実行していく必要があるわけです。 なのでいわゆるガントチャート方式ですよね。横軸に時間軸を取って縦軸にタスクがあるというものを可視化して全体にどこに作業が集中しているのか、あるいはいつまでにどのコンタクトポイントを抑えないといけないのかということを チーム間で共有する必要があるという。そこで実際毎年動かすわけなんですね。この品目をこっちにずらそうとか、これをやめよう、これを取り入れようという。それが全体的に可視化されているということは実は非常に大きいことで、うちはもう当たり前のように20年近くこの方式でやっていますけれども、一人とか二人でやっている農家というのはこれをちゃんと可視化してないんですね。 それはもちろん人と共有する必要がそれほどないので、なんとなくになってしまいやすいわけなんですね。一定の規模で生産を行っているところは、うちみたいに品目が多いところはほとんどなくて、1品目から数品目のところが多いですが、そういうところは大抵ガントチャート方式、でっかくホワイトボードに書いているみたいなケースがありますね。 そこに予実を書き込んでいくという。計画と実行をその中に書き込んでいくと進捗状況が見えるということですね。この可視化というのは特にキャリアの浅いスタッフにとっては極めて重要なことで、今時間が長いので、今日やっていることというのは全体の流れの中でどこに位置するのか、何を意味するのかというのを意識することはすごく意味があるんですね。 そうでないと本当にただ与えられたことをこなしていくだけになってしまう。ハムスター的になってしまうわけですね。特に品目数が多く、この畑に行ってこれをやって、次にあの畑に行ってあれをやってというのを繰り返す多品目生産では迷子に陥りやすいというところがありまして、計画はものすごく大事ですね。 その複雑な、複雑というか項目が多い管理計画を実際の作業に落とし込むということをヒューマンにやるわけでして、ここは今うちは基本的には一人の人間、農場長というマネージャーがやっているわけなんですね。ここはブラックボックスになっているところは一つ農園の課題でして、例えばアニメーションの制作に例えると、このガントチャート方式の全体の生産計画というのは絵コンテみたいなもので、 そこからそれを実際の絵に落としていく。さらにその絵と絵の間をアニメーションという動きをつけるというふうな、そういう生産になぞらえるとすると、絵コンテというのは絵と絵の間の時間がなんとなくしか決まってなくて、それを何秒でどういう絵を描くかということをレイアウトしたり、実際にラフな絵に描いたりしなきゃいけない。この部分というのをいかに複数の人数で負担できるかというのは次の課題ですね。 そこにAIを使い始めておりまして、これは私がですね、例えば肥料の設計、じゃあ先ほどのネギをやるにあたって、この時期のネギのために畑にどのぐらいの肥料をまいたらいいかということについてですね、ノートブックLMを使って必要なソースを全部用意したものを入れて、これをチャットボットにして使うと。 なので、うちは土質、土の性質はもうどの畑も基本的に一緒なので、この品目をこの時期にこの条件で育てるよというスクリプトを入れるとですね、必要な肥料の量というのは出てくるようにしているんですね。 そういうものを使いながら、今一人の人間がやっているタスク化、ブレイクダウンを多くの人が、つまり作業者が直接やっていけるようにしようという試みを始めています。 これはもちろんマネージャーの負担が減るということもあるんですけれども、作業をしながら実際に判断をするということの経験がこれまでより格段に上がるので、スタッフの習熟というのは一気に早まるであろうと考えております。 生産計画そのものはもう可視化されているわけですから、それをどういう考え方で、どういう要素について実際の作業に落とし込むのかということに多くの人が触れるというのは結構大事なことでして、 今のメンバーだったらかなりレベルアップできるんじゃないかと思いますね。それを1から教科書を読まなくてもいい、あるいは計算機を弾かなくてもいいという形にするためにAIの力を借りる、このことの効果が数年でものすごく出てくるんじゃないかというふうに考えています。 今日は生産計画とその時効についてお話をしてみました。ではまた。 もっと見る #ガントチャート #久松農園 #管理表 #生産計画 畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ久松達央05:511.チャプター1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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