TOPライフスタイル料理・グルメ畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ種子は服を着ている コート種子のお話07:35 3月26日 337再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次均一な種子が拓く効率的な播種技術製薬技術から生まれた種子コーティングの秘密高精度な種まきを可能にするコーティングの威力日本の高品質な種子を支えるメーカーの挑戦種まき作業から見えた農業の奥深さと課題AI文字起こし(β版) # チャプター1 おはようございます。ひさまつ農園のひさまつです。 今日は、ネギの種をたくさん巻きました。 今巻いているのは、秋口から冬にかけて取るものを、今日まとめて巻いた感じになります。 ネギの種は、うちで使っているものは、コートシュシといいまして、 ネギの種は黒くて小さくて、粒状の物質です。 それの周りに、白い粉を粒状に固めたものを、コートシュシと言います。 コーティングされた種を使っています。 コーティングシュシというのは、かなり広く、農業の世界では使われているもので、 形状が不定型のもの、転がりにくいものを球体にすることによって、 滑りやすくかつ大きさを整えて、機械波種、道具波種をやりやすくするという技術で、大変優れた技術ですね。 いくつかメーカーと方式がありますが、代表的なものはスミカです。 スミカ農業資材という会社が、いろんな種のコート技術及び種巻き器類を販売しています。 なぜスミカかというと、もともと薬をコートする技術が元になっているのです。 糖衣という製露眼糖衣と出てくる甘いもので、糖の衣と書く糖衣とか、 薬というのは、飲みやすくするため、滑りを良くするため、 あとは間違い防止のために色をつけるとかっていう理由で周りをコートするんですね。 その製造特許を持っているのが化学メーカーで、その技術を応用して種子をコーティングしているという。 例えば今日、苗作りのために巻いたネギの種で言うと、 種が丸くて均一であることによって、 今日は1枚に128粒落とすということをやっているんですけども、 アクリル板を2枚重ねて、アクリル板にその種の大きさの穴が開いている道具を使うことでですね、 その巻くセルトレイという、苗作りのための小さいポットの上に128粒を同時にパッと落とすことができるという。 それを一粒一粒手で巻いていると大変な労力なので、 それを1枚の128穴ある1枚のセルトレイ分を一瞬で落とすんですが、 そのためには種が丸くて動きやすくて大きさが一定であることが必要なので、 そのためにコーティング種子を使うという、そういう技術ですね。 種の周りにコーティングしてあるのは、粘土物質とかあとはチョークの粉みたいな、 炭酸カルシウムみたいなものが混ぜてあって、それを固め、押し固めてあるわけですね。 それが種を巻いて土の中に入ると、種の周りにあるコーティングされている部分が吸水して割れるんですね。 それで種が露出して芽を出すという、そういうプロセスになっているんですけども、 畑でも使いますね。例えば人参が典型的ですけど、人参の種というのは丸くないので、 しかもちょっと毛羽立っていて、互いがくっつきやすいので、それをコーティングすることによって一粒を、 例えば6センチ間隔とか7センチ間隔とか、自分の狙った間隔で種をきれいに落としていくということを、 道具を使ってやるという、それを畑でやるわけなんですが、その種巻き器を使うためには、 種がコーティングされている必要があって、それを使うということになりますね。 うちは葉物類、例えば小松菜とかほうれん草とか株とかそういうものは、 トラクターのロータリーコーンの後ろに種巻き器を5つ付けて、一斉に巻きますので、 種巻きそのものは非常にスピーディーに、しかもかなり正確に種巻きができますけれども、 つまり等間隔かつ葉種深度、深さを一定にすることができますが、 それらも全てこのコーティング趣旨という技術があるからできることですね。 私、農業を始めた頃にいろいろ習った先輩の一人は、 いろんな形の種を等間隔に巻くために、種を持って新聞紙の上で落とす練習をしろって言われて、 わあ、すごいなぁなんて思ってましたけれども、 そういうスキルがなくても、誰でも道具さえ買えば等間隔、 狙った通りに種が巻けるような道具というのは整っていて、 これも非常に重要な農業モジュールの一つですね。 メーカーとしても、例えばネギの種で言うと、日本じゃないところで種取りをしている種がほとんどなので、 いろんなロットが上がってくるわけですね。 どの国のどの生産者が取った種かによって、発芽の良さが違ったりするので、 コーティング趣旨というのは、処理の過程でコーティングをする過程で少し熱がかかるので、 発芽率が落ちたりしますから、良いロットを使うとかですね。 そういう工夫をいろいろして、メーカーも種を出してきているんですね。 日本の種はどれもものすごく発芽率が良くて、 たまに海外の種を使うと発芽率が全く違いますので、 発芽率が良くて、そういう風に巻きやすく加工されていることを前提に、 何センチ間隔で巻くという、 そうすると、例えば300坪10アールに何万粒落とせるかという計算をして、 農家はみっちり精度高く種を巻きをするんですが、 それらも全て種苗メーカーのサポートがあってのことなわけですね。 私、農業のバックグラウンドは全然ないですけれども、 20代の終わりに農業を始めて、こういう種の工夫みたいなものを知ってですね、 農業というもののサポート体制の厚さに感心した覚えがありますね。 日本はもう種苗メーカーの数も多いですし、品目品種の数がもうずむけて多い国なので、 その中でやっぱりそういう細かいところまでロット管理をして、 それを種巻きをしやすく、そしてそれをですね、北海道から沖縄まで、 かつ家庭菜園の人から大規模農家までが同じ種を使っているということの無理さですよね。 これ流通させることの大変さとか、品種の経質を絞り込めない、 高い精密機械を持ってそれを高い精度でやれるプロばっかりじゃない人を対象にしなきゃいけないことの難しさとかですね、 やっぱりそういうことをすごく考えましたね。 そういう20数年前から考えていることを色々思い起こして、 その意味みたいなものを考えながら種巻きをひたすらするという、 農作業は試作の時間でもあるので非常に楽しいですね。 今日もいろんなことを考えながら種を蒔いていましたが、 発注ミスで最後種が足りなかったという落ち着きでございました。 ネギの種巻きから考える種子というものの加工についてお話してみました。 ではまた。 もっと見る #種苗メーカー #久松農園 #種子 #コーティング種子 #農業のモジュール化 畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ久松達央07:351.チャプター1https://www.sumika-agrotech.com/pdf/product/seedcoat/%E4%BD%8F%E5%8C%96%E5%BC%8F%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%88%E7%A8%AE%E5%AD%90_%E3%83%9A%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%88%E7%A8%AE%E5%AD%90_%E8%A3%BD%E5%93%81%E8%A9%B3%E7%B4%B0.pdfコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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