TOPライフスタイル料理・グルメ畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ好きなタネを買える時代はいつまでも続かない06:39 8月27日 311再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次日本の種子、驚異の高品質とその裏側多様な農家が抱える種子維持のコストカタログ落ち多数、失われる品種の現実ジャガイモに見る自社生産の難しさと可能性10年後の未来、選べる種は残るのかAI文字起こし(β版) # チャプター1 おはようございます。ひさまつ農園のひさまつです。 日本の種というのは大変優秀でして、 種苗メーカーが非常に優れているところが多くてですね。 例えば、発芽率というものをとっても抜群にいいですね。 たまに海外から取り寄せた種を見ると、 発芽率が全然違いますね。 日本の種は良い種であれば、 97%、8%出ますけども、 海外から取り寄せたもので、 たくさん入っているけども、7割以下みたいなのもザラにありましてですね。 私たちの仕事は機械ないし、専用の道具で巻いて、 例えば大根であれば、全て出ることを前提にして一粒ずつ巻くという。 かつて、種のクオリティが今ほどではなかった時代というのは、 何流か一箇所に巻いて、それを間引いていって、 最後いいのを残すみたいな手段を取っていたわけですけども、 そんな手間はとても取れませんので、 一粒巻くということが前提。 苗を作る時も基本的に一粒巻きなわけですね。 種のクオリティというのはもろに生産性に影響するわけですが、 日本の種苗は非常に優秀だと思います。 それは同時にですね、各企業の管理体制もそうですし、 いろんな病気の問題とか、そういうことが起きないように、 国全体としても非常に高いレベルで管理をしている。 穀物とかジャガイモとかというのは、国が制度を作って管理している。 貿易の観点から、ジャガイモなんかは非常に病気が繁殖しやすいものなので、 外から入れないとか、中でも種芋の管理というのは非常にきちっとしているという。 そういう管理体制があって初めて全体が成り立っているものなんですね。 ただ、当然それにはいろんなコストがかかっているわけでして、 特に日本のように、プロ農家といっても海外のような巨大な農家があまりいない。 もうプレイヤーはグラデーションのように家庭産業の人まで、 本当にちょっとしか使わない家庭産業の人までいっぱい存在して、 しかも品種の数、品目の数がめちゃくちゃ多いという。 これがどれだけ種を扱っているセクターに負荷になっているかということは、 想像に固くないわけですね。 で、再産ラインというのが年々厳しくなっております。 そういう厳しいクオリティを保つ、つまり維持にコストがかかる種というのは、 更新しなきゃいけないので、ずっと保存できるものではないので、 更新しながら経済性を保つというのは、本当に至難の技でして、 カタログ落ちする品種もどんどん出てきますし、 結構最近ではですね、主要な作物の主要な品種であっても再産が合わない。 種を取ってくれている農家が受けてくれないみたいなこともありますが、 カタログ落ちしていくものが本当に増えています。 これはもう選択と集中の結果でもありますね。 プレイヤーがより選択と集中を進める結果として、 品種が選択と集中を伴うということもあるし、逆もまたしっかりなんですが、 やはり大きなサプライチェーンの中で農業というのは行っているものなので、 どこかのボトルネックに合わせて、どこかのセクターのボトルネックに合わせて 全体が規定されるということはもう避けられないわけですね。 それが嫌ならもう自分で種を生産するしかないという。 中でもジャガイモというのは、かさばって運搬コストも非常にかかりますし、 病気にとっても弱い作物なので、品種の改良も大変ですし、 種を取って流通させることもものすごく負荷でして、 うちも好んで使っていた品種がなくなるということが起きています。 一方でパテントの問題があるので、それを勝手に自分で種取りをして 代々的に販売していくということは慎重にならないといけなくて、 きちっと権利関係を確認しないといけないんですけれども、 ある程度の自営というのはしないといけない感じがしますね。 当たり前です。こんなワンウェイじゃないですか。 小さい種と違っても流通させたものを戻すということは現実的にできないようなものを 青森とか北海道とかで生産して、ほんのショーロット、 5キロとかしか買わないユーザーまでいる全国に末端まで届けて、 ロスなく売り切るなんてことも全く現実的じゃないわけで、 少なくとも今の価格では無理だなというふうに見ていて思いますね。 無理からのこと。それからどんなにそれを高いお金で買うという人がいたとしても、 全体としてそれが維持できなければ、生産者及び渋谷メーカーというのが成り立たないわけで、 構造的に全体の影響を個々のプレイヤーも受けてしまうというやむを得ない事情があります。 あと10年したら相当いろんなものが品目ごとなくなってしまうものもあるでしょうし、 品種も非常に絞られてくるという。その中から使うしかなくなるということが起きてくるんじゃないでしょうかね。 多様性というのは、言うのは簡単なんですが、維持にはとてもコストがかかるものでして、 メーカーに対して要求をしているだけでは維持できないという。 そこをプレイヤー自身もしっかり考えていく必要があるのかなというふうに思います。 ではまた。 もっと見る #種苗メーカー #久松農園 #品種 #タネ 畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ久松達央06:391.チャプター1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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