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好きを仕事に!「努力の娯楽化」のすすめ − ワーママはる

好きを仕事に!「努力の娯楽化」のすすめ − ワーママはる

この記事は、Voicyパーソナリティワーママはるさんの放送をもとに書き起こした記事です。音声でも聴きたい方は、記事最後の再生プレーヤーからお楽しみください!

好きを仕事にしたネイリストさんの話

今日は好きなことを仕事にするのか、得意なことを仕事にしたほうがいいのか、それとも好きでも得意でもないがとにかく市場があって、本当に好きな事は趣味で持っておいた方がいいのか。考えていきたいと思います。

なぜこの話を考えることになったかを先にお話します。

私がいつもお願いしているネイリストさんは個人宅でネイルをされていらっしゃいます。そのネイリストさんは「お子さんが小さいうちは在宅で働きたい」ということで、もともとは全く違う職種に就いていたんです。出産のタイミングでネイリストの資格を取り、お仕事として成り立たせているという方なんですよね。

在宅で仕事ができるようになり、理想のスケジュールで生活もできますし、仕事の合間に家事もこなせる。子供が帰ってきてからも仕事部屋にいながら子供の気配を感じることができるので、今のところ理想の働き方になっていると仰っていました。このような生活が理想、もしくは「こうなりたいな」と思うワーキングマザーの方っていらっしゃるんじゃないでしょうか。

私もずっと会社員だったのですが、会社を辞めて今こういうことをやっているという話をすると「じゃあそれらのことが好きだったんですか?」と質問をされたんですよね。

私はもともとヨガが好きでした。でもヨガを好きな人がみんなヨガインストラクターになるわけではありません。もちろんヨガスタジオやろうと思うわけでもなければ、オンラインで教えようと思うわけでもないですよね。

じゃあ教えるのが得意なのか?と言われると、それもそんなに得意だという意識はないんです。ただ、私は学習意欲が高いので教えることによって自分の勉強にもなる。だから教えることに関して抵抗がないんです。すごく知的好奇心をくすぐられるのでやってるという形です。

ネイリストさんの話に戻ります。

「在宅で出来る仕事もいろいろある中で、なぜネイルを選ばれたんですか?もともと好きだったんですか?」と質問をしました。

すると「ネイルは元々好きだったけど何かを塗ったり、デザイン考えるのは得意ではなかった」と返ってきました。ただネイルが好きだった。それをなにか職業にする、かつ自宅で出来る仕事となるとネイリストが一番最初に頭に浮かんだということでした。

全く未経験だったけど「好きだからネイルを仕事にしよう」ということで、努力して資格を取り、いろいろな準備をして進めてきたんだというお話をされていました。

ここに私と彼女の共通点があります。

好きは好きだけど、ちょっとよく分からない。でも開業に向けいろいろと準備をしてるんですよね。それが大変だったとか、すごく困難だったという話には全くなりませんでした。

「いろいろあったけれど楽しい。これが継続するといいな、今度こういうふうにしていきたい」という話になったんですよね。

好きを原動力に働く = 努力の娯楽化

ここがポイントだと思います。

よく好きなことは仕事にならない、と言わます。好きでも市場がないといけない。好きでも人より優れていないと市場に受け入れてもらえない。だから好きだけではやっぱり厳しいと言われたりします。

でも、やっぱり私は好きの力を持っているか持っていないかが大事だと思います。というのも、(好きかどうかで)その後のアウトプットや努力の方向性が異なってくるんじゃないかなというふうに思うからです。

ここに楠木建先生の「努力の娯楽化」と言うキーワードが引っかかってきます。

『「好き嫌い」と才能』という本で、仕事の最強論理は努力の娯楽化と書かれています。好きなものは努力を努力だと本人が捉えていないんですよね。「これはもっと面白くならないかな」「もっと上手にならないか?」「もっと理解してもらうようにすればどうすればいいんだろう?」と、娯楽化して考えているんですね。すると、ますます磨きがかかって得意になり、努力がまた良い方向に回転して歯車がうまく回っていく。つまり好きの娯楽化が最強の仕事の論理であるということです。

先ほどのネイリストさんは、子供の出産を機に会社員を辞め、いちから資格を取り直し、全ての材料を整えた。資格に受かるかどうかも分かりませんし、お客さんが来るかもどうかも分かりません。ネイルは好きだけどそれが技術として提供できるレベルになるのかも分からない。これを小さな赤ちゃんを抱えて準備するって結構大変なんです。

彼女にとっては好きなネイルが仕事になったらいいなという原動力がありました。その好きが娯楽化し、努力をした結果、お客さんがついていらっしゃるんだろうなと思います。

この好きを娯楽化させる力は皆さんお持ちなんですよね。好きであるという原動力は努力を娯楽化させていくので、好きなことを前提に仕事を選ぶという方が順序的には正しいのかもしれないなとふと気付きました。

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