TOPライフスタイル料理・グルメ畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ「秋にナスの味が落ちるのって、好きな男が堕落していくのを見ているようだわ」と彼女は言った06:21 2025年9月14日 458再生 問題を報告する 再生する シェアする 野菜には、走り、旬、名残りがあり、農家から直接買うと味を時間軸で楽しめる、という話。タイトルと本文は直接関係ありません。AI目次ナス名残の時期、その味と変化野菜の一生:走り、旬、名残消費者に旬を考えさせない流通生産者直送の野菜の楽しみ方季節と共に変化する味覚と畑AI文字起こし(β版) # チャプター1 おはようございます。ひさまつ農園のひさまつです。 夏野菜がそろそろ終盤になってきますね。 ナスにしてもピーマンにしても、もう2ヶ月半、もうすぐ3ヶ月ぐらいになりますけれども、 木もですね、だんだんお年寄りになってきて、 あと1ヶ月は取れないぐらいだと思いますけれども、 終盤の様子を予定してきました。 旬という言葉がありますが、旬とセットでですね、 走りと名残という言葉があります。 走りというのは取れ始めの状態のことですね。 それから旬を迎えてアップダウンあって、 最後、もうすぐ終わってしまうような時期のことを名残の時期と言いますね。 今はやっぱりナスの名残の時期に入ってきている状況ですね。 栽培的な言葉で言うとやっぱり後半、木が疲れてくるとかと言われますけれども、 ナスなんかは剪定を繰り返していくものですけれども、 それでも最初になる実のようなフレッシュな状態ではないんですね、木が。 老木とでも言いましょうか。 それを一生懸命肥料をやって、水をやって、最後生きながらえているわけですけれども、 やはり最初の頃になる実のような勢いはなくなってくるんですね。 そうすると何が起きるかというと、気温も下がってくるので、 同じナスの大きさになるのに日数がかかるようになるんですね。 その分、実はしまって、ちょっと苦みが増してみたいなことがあります。 ピーマンなんかも同じで、養分がスピーディーに行き渡らなくなってくるので、 熟してしまって赤いものがちらほら現れたりしますね。 これがまた甘くて美味しかったりするという。 一般的には同じ大きさになるのに日数がかかると、皮は少し硬くなる感じがあります。 ニガウリなんかもですね、まだ大きくならないなと思って取らないでいると、 黄色くなってきて熟してしまうことがありますね。 これは出荷することはないのでお客さんの口には届かないんですが、 ニガウリの熟した実というのはですね、中が真っ赤な種ができていて、 それがものすごく甘いんですね。 そういうのは栽培している人間のちょっとした楽しみだったりもします。 こういうふうにですね、野菜の一生の中には、 走り旬名残という時期があるんですね。 小売店なんかで野菜を買うと、 毎日日替わりでいろんな産地のいろんな生産者のものが並んで、 常に一定のものがそこにあるという形が作られていますから、 そういうことが考えにくい。 それからですね、当然小売店というのは消費者に旬を考えさせないようにする。 いつ行ってもあるというふうに今日本の流通はできていますので、 いつが旬でいつが走りなのかよくわからないみたいなことがあったりします。 トマトであれば、もう越冬で作っていますので、 1年中店には並んでいるわけですね。 私たちのようにですね、自分たちの畑限定で、 お客さんも限定して契約で、 同じお客さんに繰り返し野菜を送っていくというスタイルですと、 この畑の流れがわかるわけですね。 大事なことはこの変化すること、変化を丸ごと楽しんでもらうということなんですね。 今の時期の茄子というのは確かに少し苦味があったりします。 でも苦いから嫌ってことじゃなくて、この時期の茄子はこういうものなんだっていう。 あたかも畑を見ているかのような。 春、初夏ですね、茄子が出てくる時には、 今年も茄子の季節が来たなってなるし、 そこからワーッと量も取れてきて、たくさん生えるようになる。 どうしよう、この茄子をたくさんあんでどうやって料理しようかという風に考えて贅沢に使う。 それからだんだん量が少なくなっていって、 身も締まってきて、秋なんだらもうそろそろ茄子が終わりで、 そうすると来年の6月まで茄子はもう入ってこないなと。 そういうことを考えながら、野菜の一生を楽しんでもらうという。 これが生産者から直接野菜を買う面白さですよね。 私は昨日は茄子をフライパンで少し焦げ目をつけて、 みりんと醤油と酢の漬けダレの中に漬け込んで、 それとシソを漬け合わせて食べましたけども、 やっぱりちょっと火を強めに入れる。 ちょっと味も濃いめに漬けるみたいな。 秋になると自然にそういう味付けになりますね。 季節とともに変化していく畑を楽しむには、 繰り返し同じ畑のものを食べるということに意味があるわけでして、 パッと一回食べて、パッと口先でおいしいというおいしさももちろんおいしさですし、 この変化を丸ごと楽しんで一年かけて感じるおいしさというのもまたおいしさなんですね。 野菜というのは日常に溶け込んでいるもので、 果物のようにパッと食べてパッとおいしいというよりも、 私は地味があるという言い方をしていますけども、 しみじみとおいしい。季節全体でおいしい。 そういうことを感じながら食べてもらえると嬉しいなと思って、 私自身もそういう風に食べながら野菜を育てているという。 今日は走り旬名残というお話をしてみました。 ではまた。 もっと見る #農業 #ナス #旬 #農家直送 #野菜づくり 畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ久松達央06:211.チャプター1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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