TOPライフスタイル料理・グルメ畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオジャワカレーをつくりながら考える食の外部化と農業の関係05:50 2025年10月17日 395再生 問題を報告する 再生する シェアする 日本で最もつくられている(いた)家庭料理のカレーは、もはやつくられなくなっている、というお話AI目次レトルトカレー躍進の背景とは単身世帯増加と食の外部化の関係家庭料理の変化が示すものとは加工・業務用野菜需要増加の現状消費ユニット減少がもたらす影響とはAI文字起こし(β版) # ジャワカレーをつくりながら考える食の外部化と農業の関係 おはようございます。ひたまつ農園のひたまつとも。今カレーを作ってるんですけれども、割と普段カレー粉で作ったりしますけれども、 ハウスのジャワカレーのプライムっていうのを買ってみたんですけど、知らなかったですけど、あれですね、すごい個包になっていまして、2皿分の袋が4袋入っていて、 8皿分という形ですね。その昔は多分8皿とかじゃなくて10皿とかがカレールーの標準だったと思うんですけれども、どんどん ルーの量が減っていってますよね。販売単位が小さくなっていろいろ。そこからの話なんですけれども、実はですね、2017年というのはカレーの世界で一つの象徴的な出来事があったんですが、 レトルトカレーの販売額が2017年にカレールーの販売額を上回ったんですね。逆転したんです。これは何を意味するかというと、世帯あたりの人数の減少を主な理由にですね、家でカレーが作られなくなっているということなんですね。 で、作るよりもレトルトで買ってきて個別に食べた方が便利だし経済的だという。カレーなんていうのは人数が多い家庭では安くまとめて作れる料理の象徴で、日本の中でも最も作られている料理の一つだと思いますけれども、それが家庭で作られなくなっているということを意味するわけですね。 東京を例にとると、全世帯の半数、2分の1が単身世帯、特にですね、お年寄りの単身世帯というのは非常に多いものですから、当然家で料理というのは作られなくなっている。いわゆる食の外部化ですね。外食・中食が増えていくと言っているわけなんです。 で、2017年はついにカレールーよりもレトルトカレーのが売れるようになった。今でもスーパーで買い物をすると、もうカレーのコーナーはかつてと違って、棚をメインで閉めているのはレトルトカレーになりましたよね。カレールーというのはそんなに面積としては多くなくなっていっているし、田舎のスーパーなんかだとそんな品揃えがですね、すごくたくさん種類があるわけではなくなっている。それよりもレトルトカレーの方がいろんな価格帯のもの、いろんな味のものが売っていたりしますね。 家でカレーが作られなくなるということは当然、その食材、じゃがいも、玉ねぎ、人参を常備しておかないと、週に1回はカレー作るから、みたいなこともなくなっているわけで、これはある種の象徴ではあるよね。私なんか作るのが好きなので、仮に少量しか消費しなくてもまとめて作って冷凍したりしますけれども、一人で住んでいる人がカレーを8皿分作るということはおそらくなかなかないわけでして、 私が子供の頃とはずいぶん状況が変わってきているなと思います。ご飯もそうですね。レトルトのご飯、いわゆるパックご飯の消費量というのは年々伸びていまして、米をストックしておいて炊くという人は相対的に減っている。ちょうどここ2年は米騒動とか言って米不足になっているのでちょっと特殊な状況ではありますけれども、それまでは米の消費量というのは1人当たりの消費量が減っているんです。 人工源ももちろんありますが、1人当たりの消費量も年々減っていて、小麦関係、パンとかパスタは伸びているに対して米は消費成功が下がっているんですよね。農業との絡みで言うと、お米であっても野菜であっても、あるいはお肉とか魚とかであっても、原体で買ってきて家で料理をするという使われ方の割合は年々減っているわけなんですね。 今、野菜で言うと全ての1年間の野菜の消費金額のうち6割は加工業務用なんですね。これが2030年には7割近くになるだろうというふうに言われているわけなんです。カレーなんていうのは家庭料理の象徴で、簡単で誰が作っても美味しくできる、そして嫌いな人が少ないというものですけれども、それですらも減っているわけですから、 家で料理をしている人からするとちょっと信じられないぐらい全体としては、家で料理する人の割合って減っているんですね。もうフライパンも持ってないとか、そういう家庭の方が多いわけなんです。小売店あるいは生協のような野菜を販売している流通業者でもですね、カット野菜の需要は増えていて、原体は売れなくなっていますし、そういうことがあるわけなんですね。 農業の現場へのこのことの影響というのは具体的に言うと、使われる野菜の種類は基本的に減っていくと思いますね。加工業務用が増えて、加工しやすいもの、加工によく使われるものを安定供給してくれる先から買うということが傾向としては増えていきますので、これまでのように好き勝手なものを作って、それを市場に持っていけば売れるということはどんどんなくなっていく。 これは魚なんかですでに起きていることと同じですね。カレールーにしても野菜にしても1回に消費される量が減るというのは流通の効率が下がるということで、大きいロットで流通した方が当然全体としてお得なんですけれども、 消費のユニットが世帯人数の低下に伴って減っていくので、それに合わせたアイテムの絞り込みとか取引ロットの少なくなるという傾向はこの先もそうなり続けるであろうというふうに思います。今日はカレールーの広報から食の外部化の振興と農業の関係について考えてみました。ではまた。 もっと見る #農業 #人口減少 #レトルトカレー #世帯人数 #中食 #カレーライス 畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ久松達央05:501.ジャワカレーをつくりながら考える食の外部化と農業の関係コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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