TOPライフスタイル料理・グルメ畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオAI時代の本のつくり方について07:02 2025年12月12日 356再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次筆の遅い物書きのリアルな苦悩AIが変えた執筆プロセスとはAI活用で対談本を形にする方法書き手の負荷を激減させるAIの力AI時代の文章に求められる真価AI文字起こし(β版) # チャプター1 おはようございます。久松農園の久松です。実は今、次の本を作っているところです。 日本の農業は産業化とか集約が加速している状況なんですけれども、この先どういうふうになっていくのか、未来はどうなっていくのかということを、多産業を例に考えてみようというふうな企画で、 いろんな業界の方、研究者の方にお話を伺って、対談形式でそれをまとめるというふうな、そういう企画です。 新書として出すものなので、全体で10万字ぐらいの文章を書いているところなんですけれども、その文章の書き方、本の作り方みたいなことについてちょっとお話してみたいと思います。 物書きとしてデビューしたのは最初の本、キレイごと抜きの農業論という2013年に出た本で、43歳の時ですね。 長い文章を書く訓練を積んだわけではないので、本は読む方ですけれども、大学でレポートを書いて先生に添削してもらったりとか、そのぐらいしか文章の練習はしてないので、書きながらいろんなことを学んでいる形で、 編集者の方に育てていただいたわけですけれども、考えていることは本当にいろいろあって、普段から言葉でいろんなことを考えているので、例えば誰かに話し言葉で伝えるということで良ければ、ネタはたくさんある人間です。 だからこのボイシーもこれは全く下書きをせずに、なんとなくちらっと考えてぶっつけ本番で話しているという感じですが、これをきちっと論士の通った文章、 しかもできればやはりそのある程度一般性を持った説明文として成立させるということに割と私はハードルがある方だと思います。 つまりその多筆化ではないというか、筆は遅い方だと言っていいと思いますね。 で、プロットをきちっと考えてそれを文章にしていくという方法を一切とっていません。 大きな構造は考えますけれども、それについてとにかく文章にしていくという形をとっているので、 その文にするということにすごく負荷が高い書き方ですね。 言葉、例えば用語が重複しないようにとか、そういうことに気を使う、ある意味プロの書き方ではない。 だから同じことを1回2万字ぐらい消しちゃったことあるんですけど前の本で。 もう1回書き直すと全く違う表現になったりします。 まあそういう書き方をするスタイルですね。 だからネタ切れで苦しいというよりは、書くということが苦しくなるという。 でもいい加減最後嫌になっちゃってギリギリで終わるみたいな、毎回そんなことをやってますね。 原稿、もうちょっと短い、例えば2000字ぐらいの小論文とか原稿を書くときも、 どういうふうに上手に書くかっていうことにすごく時間がかかってしまう、エネルギーを使ってしまうということなんです。 で、昨今のこの生成AIの登場はその書き方に大変大きな変化を与えておりまして、 正しい表現をする、上手い言い換えをする、みたいな部分において、とてもじゃないけどかなわないですね。 今回特に対談本ですので、で私はできるだけその対談相手の方に自由に話していただきたいので、 雑談的に本当に長く、長い人って4時間5時間お話を伺って、そこからエッセンスを取り出すというふうな、そういう方法を取っているので、 最初の頃叩き台を作る、つまり何というかいろんな方向に話が飛んでいる会話の中からその論詞を綺麗に取り出すという文脈を取り出すという部分が、 結構重要な工程なんですけれども、そこの部分にだいぶAIを使ってみています。 2人ないし3人でお話ししても、いろんな誰が何を言ったかが入り乱れているので、 納得のいくものを一発で出てくることは全くなくて、下書きを作って、それをかなり時間をかけて直していくというふうな作業工程になりますが、 文章にするという言葉を選ぶという部分についての負荷はずいぶん少なくて、私のような書き方をしている人間には極めて有効なツールであることはもう否定のしようがないですね。 使い方もやっぱり使いながらだんだん私も覚えてきて、どういう文脈を与えるかという、どういう論詞を与えるか、こういう観点においてまとめてくれということを与えていろんなものを作ってみながらですね、 ある種のこの素材をどんどん作らせて贅沢に選んでいくとかいう方法ができるので、8割、7割、8割のところまで作るのがずいぶん楽になっていると思います。 細かいところは修正したり、表現を変えたりとかで、味を与えるというんですかね。自分らしいところ、対談相手らしい形にしていくのにはだいぶ修正が必要ですけれども、 少なくとも自分にとっては一番負荷になっていた部分が機械に置き換わっている感じは否めませんね。 それは逆に言えば、最も人間らしい、最もクリエイティブだとかつての自分が思っていたことが簡単に、本当に瞬時に文章が出てくるので、 ゾッとするわけですけれども、そこにこだわっていても意味はないんだろうというふうに同時に思えております。 じゃあ誰でも文章が書けるかというと、文の形にすることはもう本当に全人類できるようになってしまったわけですけれども、 正しく論詞を見出すとか、その出来上がったものがロジカルであるかどうか、メッセージとして何を伝えたいかみたいなことはむしろ問われるという感覚もありまして、 いわゆる本読みでない人、多くの文章とかそのロジックを考えるという訓練ができていない人が、形だけは、文法だけはあっている。 音楽で言えば音程だけがあっている作曲みたいなことになっていくのではないかという懸念と言いましょうか。 まあ予想もできますね。よくその履歴書とか入社のための作文みたいなものは、ちゃんと書けている人かどうかを見るという、中身よりもね。 みたいな表現がありますが、そこはもうスクリーニングとして全然機能しなくなるし、 しり滅裂な内容ないし、全く中身のない、メッセージ性のないものが完璧な文章としてみんなが書けるようになるっていうことが、どんな世界をもたらすかはちょっと興味もあるし、 不気味でもありますけれども、作りながらやっぱりそんなことを考える、面白い、新しい楽器で遊んでいるみたいなことでしょうか、ミュージシャンで言うと。 そんな感覚を持ちながら今回本を作っております。来年の春には、2026年の春には出せる予定でおりますので、楽しみにしていただければと思います。 今日はAI時代の文章の書き方、本の作り方についてお話ししてみました。 ではまた。 もっと見る #文章 #作家 #書くこと #久松農園 #生成AI活用 畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ久松達央07:021.チャプター1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう フミヤ2025年12月17日非常に楽しみにしています!1返信 久松達央2025年12月18日ありがとうございます zawashio2025年12月12日次の本楽しみにしてます。1返信
失敗の数だけ「切り替え」は速くなる 7分・20時間前・ 162再生AI目次最高の状態が望めない時の決断妥協点の見極めに潜む高度な判断プランBへの迅速な切り替えの秘訣諦めが次のチャンスを生む発想術失敗の歴史から学ぶ「動じない心」
GPS技術が変える除草剤を使わない農業 8分・一昨日・ 225再生AI目次「除草剤なし」農業の過酷な草取り高精度GPSが実現する機械除草小松菜からキャベツまで精密作業有機農業のコスト削減と生産性向上天候と戦う精密農業の緊張と未来
ヒューマンフォロンティアフォーラムに参加しました 9分・9月13日・ 211再生AI目次異業種交流会「越境」の深奥参加者を惹きつける議論の熱量「重い宿題」がもたらす学びとは10年を支えた「ホーム」の存在価値「誰と見るか」で変わる視点の本質
新入社員時代にあったちょっとしたいじめの話 6分・9月12日・ 239再生AI目次老舗メーカー独身寮での試練寮脱出を阻む不動産事情とは嫌な状況にヘラヘラする自分強制された人間関係の解消過去の記憶が育む現在の強さ
「木を見て森を見ず」の人と「森を見て木を見ず」の人の役割分担 7分・9月11日・ 278再生AI目次「木を見て森を見ず」視点の課題MBTIで見る「感覚型」と「直感型」未知の課題へ挑むS型・N型の差最初に進むべき森を見極める視点「木と森」を活かす役割分担の秘訣
秋は腰痛の季節「腸腰筋」トレーニングの話 7分・9月10日・ 286再生AI目次秋の腰痛、あなたの体の異変とは?慢性腰痛改善へ導く骨盤ケア痛みの元凶「腸腰筋」のメカニズム座位姿勢が引き起こす腰痛の悩み身体の声を聴くトレーニングの効果
給料は誰からもらっているのか? 7分・9月9日・ 298再生AI目次個人事業で感じた顧客との密な関係組織化で薄れる「誰のため」意識の矛盾会社の給与の真の出どころはどこか?顧客視点と従業員視点の行動ギャップ顧客価値を生み続けるための構造化
レジゴー Scan&Goに見る店舗決済における同時性の解消と未来像 9分・9月7日・ 303再生AI目次レジゴーとScan&Goの根本的な違いレジゴーはなぜレジを通るのか決済における同時性の解消とはイオンがレジゴーで目指すもの未来の店舗と理想の決済体験
その一瞬を燃やす、場への向き合い方 7分・9月6日・ 303再生AI目次JICA研修生が示す「聞く」意識の差その場の意識は隠せない、運転席と助手席情熱を燃やす時間こそ「生きる」こと「燃やす」人を選ぶ、筆者のポリシー人生の質を高める「共に創る」視点