TOPライフスタイル料理・グルメ畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ安価なIoTが農業現場を変えている06:52 1月2日 409再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次ハウス換気自動化の25年と変遷自動換気システム低価格化の秘訣人件費を上回るIoTの導入効果SwitchBot活用で広がる農業の可能性中国製IoTの圧倒的優位性とはAI文字起こし(β版) # チャプター1 おはようございます。久松農園の久松です。 現在冬休み中なんですけれども、ビニールハウスにはですね、作物は植わっております。 今はレタス、それからラディッシュ、水菜、赤サラダ、からし菜、ルッコラ、あとはスナップエンドウがありますね。 日中は晴れている日だと温度がすごく高くなってしまうので、今設定温度は12度からハウスによって20度ぐらいなんですけれども、 これは自動換気と言いまして、モーターでですね、ビニールハウスのサイド、横の部分のフィルムを巻き上げてくれる。 設定温度よりも高くなったらば、巻き上げてくれる。 そうすると外気、外の冷たい空気が入る。それで温度が下がると今度また下がってくれるという、自動で延々と巻き上げ巻き下げをやってくれるシステムを入れているので、 ハウスの換気、温度調整は人間がやらなくていいわけですね。 私は約25年前に農業を始めましたが、その頃はこういうシステムはほとんど普及しておりませんでした。 もちろん既にあったんですけれども、それを導入しているのはかなりごく一部の農家だけだったと思いますね。 それは高かったからです。 私はビニールハウスをたくさん持っている農家で1年間研修をしましたけれども、その当時は手で開け閉めをしていました。 手というのは道具を使わずに本当に手でですね、サイドのこのフィルムを上げてということを延々とやっていくという。 夕方になったらそれを閉めるということをやっておりました。結構な重労働です。 その後ですね、便利な道具が普及しまして、ハンドルが付いていてそれを回すことで開け閉めができる。 ハンドルの先にビニールハウスの横をずっと這わせてあるパイプがあって、そのパイプ全体50メートルであれば50メートルをハンドルで巻き上げる。 長いハウスだとそこにギアが付いていて回数はたくさん回さなきゃいけないですけども、そんなに力がいらないという形で回すことで手動ですが、 手で全部やるよりはずっと楽に上げ下げができるようになって、これが一般的になりました。 おそらく私が研修していた時代はもうすでにだいぶ商品としてはあったと思います。 これはもう数千円程度ですので、ほとんどの農家でその後導入されていったという感じですね。 そこに電気を引いてモーターで巻き上げるという機構が低価格化するにつれて徐々に普及していって、 今は施設農家と呼ばれるビニールハウスを使って栽培をしている農家はかなりの割合がそれを導入していると言っていいと思います。 それはなぜなら人件費より安いからですよね。 それでも国産のものは制御盤ですね。温度とか湿度とかを測ってそれに応じてビニールハウスを開け閉めしたり、あるいは水をやったりするという仕組みがありますが、 制御盤も含めて結構な金額をするものもあります。 それに対して国産でも廉価版があるし、さらに輸入のものが結構入ってきています。 世界的に見ると、こういう施設栽培というのはオランダとかイスラエルですごく技術が開発されたのですが、 それを韓国がどんどん導入していった時期があって、そこで韓国で使うためのものを中国で安く作ってもらったりみたいなことをやった結果、 かなり中国製が世界中に出回っておりまして、今だと日本でもECで買うことができます。 アリエクスプレスのような中国のECサイトで買うこともできますし、 日本でもAmazonとかその手のもので結構入手が簡単で、これがもうべらぼうに安いんですね。 なので施設栽培専門ではないような、うちもそうですけれども、 そんなにビニールハウスの開閉に投資ができないような農家でも十分手が届く、十分ペイするような世界線になってきていますね。 チャチなものですよ。 モーターはもちろん、巻き上げのモーターはもう全然性能は変わらないですけれども、 制御部分に関しては本当にピンから切りまでと言っていいと思いますが、 別に私たちのような用途はウォッチさえしておけばですね、その切りの方でいいわけなんですね。 なのでそれを導入しています。 もちろん導入当初はですね、不具合が起きたりとかっていうことはありますけれども、 ある程度どこを見ておけば安心かっていうことがノウハウとしてたまってきているので、 こういう1週間以上休みになるときとか、 誰も見ない日が長く続くような場合でもある程度できるようになっているということですね。 何か異常が起きたらばアラートが飛ぶという風な機構を持っているものが、 割と高い国産のものだったりしますが、 そのアラートが必要だったら、それは今はもうIoTの部材がいっぱいありますので、 別に付ければいいわけであって、 そういうパッケージで買わなくても安い部材を買い集めて、 自分でいろいろ組み合わせればできるわけですよね。 例えば温度が何でもいいんですが40度以上になったらばスマホにデータが飛ぶみたいなことは、 その開閉のシステムとは別に作ってしまえば何でもない、数千円でできるものなので、 工夫さえすればそういうバックアップシステムは全然できるという、そんなことになっております。 実はつい最近、12月の末に中国のIoTを得意としているOne Roboticsというスイッチボットという、 日本の法人を通じて事業を展開しているIoTの機器の会社が香港で上場したというニュースが出ましたけれども、 スイッチボットが実は一番物を売っているのは日本なんですね。 とにかく家庭からこういう産業用までいろんなところで使われてますけれども、 こういう会社が低価格のIoT機器を出していることはかなり細かいいろんな現場で役に立ってますよね。 スイッチボットの組み合わせで農業の現場でも相当いろんなことができる。 我々でいうと温湿度を測る器具をいろんなところに置いておいて、 例えば里芋の貯蔵穴とかですね。 さつまいもの貯蔵穴とかそういうところで温度をウォッチしておくみたいなことは遠隔でできますし、 Wi-Fiが飛んでいるところであればそれをもっと細かく見ることができるので、 本当に工夫次第でいろんなことができる世の中になっていますが、 国産のメガが少ないという低価格帯の商品群はもう全く立ち打ちできない国になってますね。 スイッチボットの上場から思い出してみて、このIoTの農業への応業の話をしてみました。 ではまた。 もっと見る #農業 #ビニールハウス #久松農園 #IOT #野菜づくり 畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ久松達央06:521.チャプター1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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