TOPライフスタイル料理・グルメ畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ多品目野菜づくりの生産計画をどう立てているか その106:59 2月13日 452再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次多品目栽培を支える計画の核販売計画から逆算する戦略年間計画を日々の作業へ分解畑の複雑なレイアウト管理術アナログを超えた計画とチームAI文字起こし(β版) # チャプター1 おはようございます。ひさまつ農園のひさまつです。 ものすごくたくさんの種類の野菜を作っているひさまつ農園の生産計画の立て方というのをお話してみたいと思います。 うちは品目数、たとえば人参を1位、大根を1位というふうに品目の数で数えると年間で70種類ぐらいのものを作っております。 ただ同じ大根でも品種がいろいろあります。 春であれば最初の頃は低温に強い品種、後半になってくると高温に強い品種でリレーをしていきますし、 秋冬であれば普通の青首大根から三浦系の大根、それから赤大根とか紫大根とか品種がいろいろあるんですね。 それから同じ品種であっても、たとえば2月の一尾に小松菜をまいて、 次に2月の10日に次の小松菜をまいてというふうに時期をずらして収穫できる期間をずらしていくんですが、 それを一つの作型というふうに呼びます。 70品目ですが品種でいうと120はありますね。 それから作型、1回種をまくというのを1と数えると200くらいあると思います。 家庭菜園のように一人の人間が目の届く範囲でやるということであれば、 もう何も考えずにごちゃごちゃとまいてしまってできたものから取っていけばいいんですが、 うちはそういうわけにはいきませんので、 お客さんにこの時期にはこれとこれを入れてセットを組み立てたいという販売計画が先にあって、 そこから遡って一気にできてしまわないように計画を立てる必要がありますし、 それからチーム体制で勤務体系の中でやっておりますので、 無駄なことをやらないでいいようにきっちりと必要な分を作るという必要があって、 かなり綿密に計画を立てます。 まず年間のスケジュールとして、いつごろどの品目のどの品種の種をまいて、 いつ植え付けて、それからどういう管理をしていくかという大きなスケジュールを作ります。 例えば百作型あれば百行になるわけですよね。 大根のこの口については、例えば2月の頭に種をまいて、 いつごろにトンネルを剥がしてみたいなことを書き込んであるわけですけれども、 それを周単位で、つまり横軸に時間軸があって、 それが365日の第1週から第52週まで振ってあるわけですね。 それから縦軸には品目があって、その品目の該当する週に どんな作業をするかということの設計図がまずあります。 それをその時期、2月であれば2月の1週にやるべきことを抽出して、 それを組み立てて日々の仕事に落とし込んでいくという、 ブレイクダウンと呼んでいますけれども、そういう段取りになりますね。 難しいのは、穂上でいうと、畑でいうと、うちは今6カ所ぐらいですかね。 枚数で25、6枚というところだと思いますけれども、 そこの1枚の畑に1品目が対応しているわけじゃなくて、 複数の穂上に1つの品目がまたがるということもありますし、 逆に1つの穂上に複数の品目が同時に作付けられるということもあるんですね。 なので、どういう準備をして、例えばどういう時期に耕して、 どういう肥料をまいてということが、かなり細かい単位で設計をしないといけない。 畑が時間的にずれるわけですね。 ある畑1枚を一気に耕して、一気に肥料をまいて、一気に準備ができればいいんですけれども、 例えば同じ大根でも、一番冬の早い大根は12月の頭にまいて、 一番遅いのは4月の頭ぐらいにまきますので、 その間に4ヶ月ずれがあるので、徐々にしかその1枚の畑が埋まっていかないわけですよね。 なので、ある畑を大根にだけ当ててしまうと、4ヶ月ぐらい寝ちゃうみたいなことになるので、 そうではなくて、時期で合わせて同じ時期に収穫できるものを、 品目横断的に作付けるみたいなこともやるので、かなりパズルが細かくなるんですね。 図で描いたりしますけれども、1つの畑の中に20種類ぐらい野菜が植わっているときがあるので、 この列にはこれがあるよということを図解したりしますけれども、 その図がダイナミックモデルにならないといけないというか、 X、Yだけじゃなくて、それを時間軸で変わっていくようにしないといけないので、 これはアナログでは表現できないですね。 物によっては種をまいてから1ヶ月で取れちゃうものもあるので、 あまり細かく記録というか、表現してもしょうがないわけで、 ただ分からなくならないように設計図をどういう風に描いていくかというのはなかなか難しくて、 それぞれの品目について、どの品種の種を何センチ間隔で落としていくのか、 どういう管理をするのかというのを設計しなければいけないので、 細かくやっているとキリがないんですね。 そこを許される範囲でどこまで設計するか、逆にどこまで設計を荒くして、 実業務、実作業の中でそれをカバーしていくかみたいなことは、 チームの力による部分がありまして、 少人数でやっていれば通過でやってしまうんですけども、 未就熟のワーカーも多いような状況ですと、 そこはきっちりと設計をしなければいけないということで、 農場長への負担は高くなる感じがありますね。 今はだいぶチームが就熟してきているので、 その計画そのものの部分をもう少しみんなで分担できないかということを話し合っているところ、 その辺りが大事なところです。 生産計画の話は一回ここまでにして、また続きを明日お話ししたいと思います。 ではまた。 もっと見る #久松農園 #生産計画 #多品目農業 畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ久松達央06:591.チャプター1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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