TOPライフスタイル料理・グルメ畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオタネを直接畑に蒔くことと、苗を作って植えることの違い08:39 3月28日 371再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次夏野菜ピーマン、苗作りが必須な理由苗作りの手間とコストの最適なバランスとは「苗半作」が示す、苗作り成功の鍵進化する苗作り!専門業者への水平分業鉢上げが明かす「いのちを選別する」農業哲学AI文字起こし(β版) # チャプター1 おはようございます。ひさまつ農園のひさまつです。 今日はピーマンの鉢揚げという作業をしています。 ちょっと作業をしながら録音してますけども、 うちはピーマンは3月の頭に種を蒔いて、それを5月の連休明けから 15日くらいにかけて植えていく感じです。 種というのは畑に直に蒔くものと苗を作って植えるものがあります。 そもそもこれは何でかということなんですけれども、 ピーマンに関して言うと、一つは温度の問題ですね。 ピーマンというのは夏野菜で、茨城の気候で言うと 直接種を蒔くんだったら4月の後半以降でないと外では芽が出ないですね。 温度が足りないわけです。 なのでビニールハウスの中で、しかも電気を使って熱を与えてですね、 温度をしっかりとってピーマンに適した環境を作って苗を作らないと、 苗そのものができないという。 それによってピーマンが外に出してもいい気候になったら、 大きくなった状態で出して、時間を稼ぐことができるという。 そういう目的ですね。温度の管理の問題が一つ。 それからもう一つはですね、管理作業を集約的にやりたいということがあります。 ピーマンというのは最終的には50センチ間隔で植えるんですけれども、 50センチ間隔で畑に直接撒いてしまうと、その間の草取りとかですね、 広いところに種を撒かなきゃいけないことの負荷とか、 いろんなことが集約的に管理ができないわけですね。 なので育苗ハウスの中でポットに撒いたり、 あるいは育苗箱という箱に土を詰めてそこに撒いて温度をとって、 水やりをしっかりしてという管理をした方が管理がしやすい。 つまり種撒きの時にできるだけ狭い面積で管理できる形をとった方が合理的なわけですね。 その2つの理由で種を別なところに撒いて、それから畑に出すという。 これが育苗という、苗作りという工程の意味になります。 ピーマンとかナスとかトマトとかそういうものの種は結構高いのでですね、 百里を撒いたら百里無い百個作りたいわけですね。 そうするとより精度の高い管理ができる方法でやらないともったいないという、 そういうコストの問題もあります。 一方で苗を作ることのデメリットというのは手間ですよね、一番は。 畑に直接撒いてしまえば1回で済むものを別の場所に土を用意してそこに撒いて、 ピーマンでいうと1センチ間隔ぐらいで小さい箱に撒いて、 それを私が今日やっている鉢揚げというポットに移し替えて、 それをさらに畑に移し替えるという2段階の移植工程を経ますので、 余計な手間がかかるわけなんです。 メリット、集約的に管理できる種が無駄にならないというメリットと、 それに伴う手間のどっちを取るかという、そういう選択になるわけですね。 直接撒いたり、ピーマンなんかは苗作りするのが絶対前提になりますけども、 直接撒いたり苗を作ったり両方やるケースもあります。 例えば、インゲン豆みたいなものは早い時期に苗を作ってそれを移し替えますけども、 その後、もうちょっと暖かくなってから撒く口については直接撒いたりとか、 そういう使い分けはしますね。 そこは常にコストとベネフィットを考えて判断している。 苗というのは非常に繊細で、やっぱり大きくなってからはある程度放置できますけれども、 小さいうち、赤ん坊のうちというのはかなり手をかけてあげないとリスクがあるんですね。 もうちょっとした水のやりすぎ、あるいは乾燥で枯れてしまったりしますし、 あるいは温度管理を失敗するともう一発なんですよね。 なので、苗を全部自前で仕立てようとすると、もう苗作りが始まるとずっと見てないといけないということがあります。 うちは今でこそですね、ビニールハウスのサイドの換気というのは自動化しているので、 サーモンで温度を見てモーターで開閉が行われますから、 基本的には放っておける、朝言うだけではなくて、 そうじゃない時期は急に風が吹いてきたら市面に帰らないといけないということで、 自宅前で苗をやっている私はもうどうでしょう、 2月の末から5月の頭ぐらいまでも遠くに出かけることができないような、 そういう感じになっています。 ここは技術を使ったり、あとは柵そのものの設計を変えることで、 今はちゃんと休みが取れるようになっていますけれども、 そういう繊細な管理を必要とすることは間違いないですね。 初期の生育ってすごく大事で、赤ん坊の時に与えてしまったダメージは後から取り返すことができません。 なのでこれを農業のようでは苗半作って、苗で作りの半分は決まっちゃうよとか、 茄子なんかに至っては苗8部作なんて言い方もありますが、 もう8割ぐらいは苗の段階で決定づけられてしまうという、 そのぐらいやっぱり神経を使うものですね。 現在農家の中でも苗を作るという工程は害虫に出す人も多くなっています。 やっぱり専門家が専門的な設備でやった方がコストダウンも測れますし、 そこの部分の労力を個別に生産農家がやるよりも専門業者に分かせた方がいいという、 そういう水平分業が生まれつつありますね。 うちも近所の付き合いのある資材屋が作ってくれます。 しかもショーロットでもこちらの要望に応じて作ってくれますので、害虫することもあります。 例えば休みとか、年末に休みとか、 年末年始をまたぐような苗作りは害虫するとか、 あとはもうこの時期はどうしても手が取れないということでそこはもう頼んでしまうとか、 そういうオプションも持っているんですね。 そういういろんな組み合わせを与えられた環境の中でしながら、 苗を作っているという感じになります。 鉢上げと言いまして、種を蒔いた箱から、 それからさらに畑に植え替えるということをすると、 いい苗をよるということができますので、そこも苗作りの重大なポイントですね。 農業というのは、 日のちを選別する仕事でして、 たくさん蒔いて、いいのをどれだけ残していくかという、 100分の100でやるものではないですね。 今は種がすごく優れていて、 かなりイールド、 落とした種に対しての実際収穫に至るまでの率というのは高くなっていますけれども、 それでも途中でやっぱりいいのをよっていくという工程を経ることがすごく大事で、 これも直にまかないで苗作りをしていくことの セレクションをかけるということの重要な工程になります。 今日はこれ何本ぐらいやるのかな。 私は午前中一杯は、 このピーマンの鉢あげをしていく予定になっております。 今日は苗作りについてお話ししてみました。 ではまた。 もっと見る #農業 #種まき #久松農園 #育苗 #野菜づくり 畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ久松達央08:391.チャプター1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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