TOPライフスタイル料理・グルメ畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ春大根は、春が来たことを知らない05:51 3月31日 343再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次春大根の栽培:豆豚(とうだち)との戦い花芽をつけるメカニズム:低温スイッチの誤作動大根を「騙す」!脱瞬化による栽培戦略難易度の高い栽培を成功させる品種と工夫シャリシャリ食感!絶品春大根の楽しみ方AI文字起こし(β版) # チャプター1 おはようございます。久松農園の久松です。 大根がですね、春大根の季節に変わってきています。今週、今3月の末ですけど、今週から春大根の収穫が始まりました。 春大根と我々が呼んでいるのは、12月の頭に種を蒔いて、ポリフィルムのトンネルをかけて、3月の半ばから末ぐらいの収穫を狙って作っているものです。 秋冬大根と言われる、9月から10月の頭ぐらいに種を蒔いて冬の間取る品種と比べると、品種の特性が全然違います。 春取る大根にとって一番大事なのはですね、豆豚しないってことなんですね。豆豚というのは花芽をつけて、花が咲いて種をつけることですけれども、大根というのは春豆豚しやすいものです。 種が水を吸って、給民から溶けて動き出した時からですね、0度以下の温度に一定時間以上晒されると、これはもう冬なんで、この後春が来るっていう風に思って、花芽をつけるスイッチが入ってしまうんですね。 それで大きくなるにつれて、根っこを伸ばすんじゃなくて、花が咲いて種をつける方向に行ってしまうということで、大根としてはものにならないわけなんです。 春大根と世に言われる品種は、この敷地が高いと言いましょうか、低温に晒されて花芽がつきにくい、花芽がつきやすい秋冬大根に比べると、長時間低温に晒されても花芽をつける、豆豚をするスイッチが入らないような形質を持ったもの、そういう品種のことを春大根と呼んでいます。 秋冬に巻く大根を、3月に取ろうとするような柵型で巻くと、花芽をつけてしまっても、3月に入ったらどんどん糖が伸びてしまって、大根にはならないんですね。 とはいえ、種が溶けた瞬間から寒さへの寒能スイッチが入ってしまいますので、一旦花芽をつける方向、豆豚をする方向に入ったスイッチを消すことは絶対できないのです。 より鈍感な品種を使っているということと、もう一つは作物に勘違いさせることができます。 低温にあたったので、もう春だから花芽をつけなきゃと思ったのに対して、25度以上のトンネルの中で温度をしっかり作ると、あれ?まだかな?と思って、戻るんですね。 スイッチは入っているのですが、花芽をつけることが始まらないという、そうやって植物を騙す必要がありまして、 なので、ただ外に巻くのではなく、トンネルとかビニールハウスの中で巻いて、日中の温度を高めることが大事なんですね。 朝寒さにやってるんだけども、日中高い温度に晒すことで、まだ花芽をつけなくていいんだというふうに植物に思わせるということを延々やって、収穫時期まで誤魔化し続けるという、そういうテクニックですね。 この花芽をつける、遠立ちすることを日本語では瞬化って言うんですけども、それに対して日中高温にしてそのスイッチをできるだけ打ち消すようにすることを脱瞬化と言います。 英語で言うとバーナリゼーションと脱瞬化がディバーナリゼーション。 この瞬化させないようにするということが春、低温期明けに大根を取ることの非常に大きな要素になります。 特に一発目ですよね。うちで言う12月に巻いて3月に取る。 かなり長時間低温に晒されるので難しい、どうしても遠立ちしやすいということで品種の選択と、つまり低温に対して鈍感な品種を選択することと、しっかりと日中保温するということがすごく大事になってきます。 今年は温度はしっかりとれたんですけれども、なにぶん水不足でなかなか肥大が弱いのと、乾燥によってダニが大量に発生してしまって、この一番最初の3月取りの口に関しては、巻いた量の半分ぐらいやられちゃいましたね。 それでもぐんぐん春になってから伸びて、生き残ったものはみずみずしい美味しい大根になっています。 春大根は高温多湿の季節に向けて肥大していくものなので、一般的にはジューシーで、秋冬大根のように濃く詰まっているというよりはさっぱりとシャリシャリした大根になりますね。 大根おろしサラダなんかがおすすめです。 ちょうど春大根が始まりましたので、皆さんにも召し上がっていただきたいと思います。 春大根にとって大事なこの冬立ち、春夏というものに対する栽培的な考え方をご紹介しました。 ではまた。 もっと見る #農業 #大根 #久松農園 #野菜づくり #春大根 #春化 畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ久松達央05:511.チャプター1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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