TOPライフスタイル料理・グルメ畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオライターの松永和紀さんのこと07:38 5月11日 371再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次松永和紀氏が示す食と農業の真実日本農業の資源循環への原点理想と実業の狭間での葛藤30年先に向けた「大風呂敷」の覚悟変わらぬ初心を支える出会いの価値AI文字起こし(β版) # チャプター1 おはようございます。ひさまつ農園のひさまつです。 科学ライターをされている松永和樹さんというジャーナリストの方がいらっしゃいます。 もともと農学部のご出身で農芸科学にかなりお詳しいんですけれども、 毎日新聞で10年間記者をされた後にフリーになられて、 いわゆるサイエンス系のジャーナリストとしてとても活躍されていて、 特に食の安全とか農業と食の問題等について多数の著作があったり、 それから政教であるとか、内閣府の消費者委員会食品表示部会の委員でらしたり、 リスコミ等に関して政府系のお仕事もされている非常に重要な方でいらっしゃいます。 私は慶応大学の環境経済学の細田英二先生が私の恩師、ゼミの先生なんですけれども、 その関連があって2000年前後に私は農業を始めたのが1999年ですけれども、 ちょうどその頃細田先生からご紹介を受けて、独立したばかりの、 フリーになられたばかりの松永さんから取材を受けたことがきっかけで、 それからお付き合いをさせていただいています。 ふわっとしたオーガニック振興みたいなものとか、 科学的な事実に基づかない農薬、化学肥料批判みたいなものに早くから警鐘を鳴らされている方で、 私自身も率直に申し上げて知識不足の中で、 有機農業に関心を持ってこの世界に飛び込んで、 松永さんなんかとお付き合いしていく中で、 自分の中でサイエンスのリテラシーが上がって、正しい知識と言いましょうか、 そういうものを身につけてきた立場で、非常に自分にとっても重要な出会いでした。 そういう方とキャリアのごく初期からお付き合いがあるということは、本当に私にとって財産だと思っています。 先ほど出た細田先生の紹介ですね、 私は農業を始めて間もなく松永さんに、日経エコ21という雑誌で取材をしていただいて、 それが大手のメディアに掲載していただいた最初の記事になるんですけれども、 その頃からですね、私はサラリーマン時代から考えていた資源の循環、 農業における窒素とかリンの収支のアンバランスですよね。 日本は食料もたくさん海外から輸入していますし、 それから農業の資材として肥料とかそれから畜産の餌のかなりの部分を海外から輸入している以上、 結果的に世界中からリンとか窒素を持ち込んで、結局そのままそれを農業利用できずにですね、 水系とかに結局最終的に廃棄しているという、あるいは燃やしてしまっているという、 こんなことが持続可能であるわけがないよねって、 これを何とかしたいから有機農業をやりたいんだということをぼんやりとですけども考えていて、 そのことを松永さんの取材にも答えていたんですね。 ただなかなかとは言ってももちろん、 そういう観念的な話ができてもですね、 実際にそれを農業、実農業としてのビジネスの中で実現していくためには、 いろんな技術が必要であり、商売としてきちんと成り立たせる必要があるので、 目先、自分の足元をきちんと固めるということに、 一旦、ちゃんと集中しようと。 ミクロの行動が伴わなければマクロの収支を語る資格もないわけでして、 目先のことにちゃんと没頭しようというふうに一旦思ってからですね、 それに全勢力を傾けて、 ある程度の規模になって、 ここ数年ですね、もともと自分は何がやりたかったんだっけということを改めて思い出して、 本来自分が農業に取り組む大きな理由の一つになっている、 地域資源の循環、有効利用というものに、 しっかり実業として取り組んでいこうということをようやく始められたわけなんですけども、 久々に松永さんとお話をする機会があってですね、 その話になって考え深かったですね。 私も松永さんも考え深いというふうに言ってくださいました。 頭でわかるということと、それを実際に体で実行できる力をつけるというのは別なことで、 これにやっぱり膨大な時間がかかるんですね。 特に農業のようにやっぱりPDAがゆっくり回るような仕事においてはなおさら、 頭でわかっていても、 それが実際に形になるにはずいぶん時間がかかるし、 ずいぶん力をつけないといけないし、 その過程で忘れてしまう、もともとの志を忘れてしまうということも多々あるんだと思います。 私の場合幸いにして、ある種の記録としてですね、 その時々に考えていることを形にしてくださる周りの方がいらっしゃったおかげで、 それを思い出すことができるという。 改めて全く力不足の時代であったとはいえ、 今からやろうとしていることを農業を始めたばかりの27年前の自分が、 メディアの中で語っていたということは考え深いですし、 そこにちゃんと立ち戻ることができてよかったなというふうに思いますね。 だからやはり考えて話すことというのは、 大ボラを吹かなきゃいけないと言いましょうか。 できるできないは一旦横に置いて、 実現に30年もかかるかもしれないんだから、 それをちゃんと外に対して宣言するということは大事だなと改めて思います。 30年もかかるんですから、戦略もクソもないですよ。 バックキャストで考えられるような年月ではない。 私はもともと戦略的な人間ではないけれども、 仮に自分がある程度長期で物事を考えられる人間だったとしても、 30年後にどれだけの力をつけていて、 どういうネットワークの中にいて何が実行できるなんていうことが、 想定できる人というのは早々いるわけがないわけであって、 しかしそれでもやはり言うことは大事。 だから何をやりたいかという大風呂式というのは、 自分の今の力を棚上げして、 ちゃんと広げないといけないと私は改めて思います。 それが実行できなかったら自分の力が足りなかったということで、 仮にそこに人を巻き込んだとしたらそれは申し訳ないとしか言いようがないわけであって、 自分の夢を信じたらそれはやっぱり訴えるしかない。 十分な力がついて満を持してから言うのでは遅いということだと思いますね。 それを思い出させてくれる最初の出会いが未だにちゃんと続いているということは、 本当に幸せに感じますし、 改めてその当時からやろうとしていたことをきちっと全うしなきゃいけないなということを肝に銘じたと言いましょうか。 身も引き締まる思いも同時にある大切なお話になりました。 また松永昭さんX等でも盛んに発信されていますので気になる方はぜひチェックしてみてください。 ではまた。 もっと見る #資源循環 #久松農園 #松永和紀 畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ久松達央07:381.チャプター1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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